本当はあれで終わりだったのですが、フリードリヒ大王に関して調べていたら意外なプーとメリカの接点を見つけたので、それを踏まえて補足的な続きです。
シュトイベンさん(フリードリッヒ・ヴィルヘルム・フォン・シュトイベン)は実在の人物。七年戦争で従軍し、親父の参謀に加わったりしてます。その後、退役し、色々と各地を転々とした後、アメリカに渡り、アメリカの初代大統領ワシントンに仕え、独立戦争に貢献しています。詳しく知りたい人は
wiki参照。
親父は独立戦争の初期の頃、かなりアメリカに肩入れして支援していました。アメリカを叩くための兵の徴収をプロイセン国内では禁じたり、ワシントンの軍を叩くべく準備された軍隊の足止めをしたりとしています。しかし、バイエルン継承戦争中はイギリスとの関係に神経質にならざる得なかったらしく、プロイセンの港にアメリカの船が接近するのを禁じ、パリ条約に調印するまでは国として認知しなかったそうです。作中にも書きましたが、欧州でアメリカと初めに通商条約を結んだのは親父だったりします。
前置きながくなりましたが、本編へどうぞ。
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