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「Axis Powers ヘタリア」の二次創作を扱う非公式ファンサイト。
04 . April
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27 . February

某独普本にかなり毒されて、妄想してみた。…何か、こういうネタは危険がいっぱいで深入りすると怖いですな。…だから、書けないんだが。…ポールに絡んで踊る兄さんってヤツを一度、書いてみたいなとバイトの兄さんを書きながら思っていたので、自己満足で書いてみた。




何となく脳内妄想劇場登場人物設定


ギルベルト・バイルシュミット
反政府組織に属する軍人で諜報活動に従事。施設育ち。自分を拾って育ててくれたフリードリヒを心から尊敬し、彼の為ならば手を汚すことも、体を鬻ぐことも厭わない。
政府側の重要人物に接触する為、地下の男娼のストリッパークラブ、スレイヴにのダンサーとして潜入する。
 
フリードリヒ・クライン
実質、軍のトップに立つ参謀指揮官。裏では反政府組織のトップに立つ壮年の男。ギルベルトの育ての親で我が子のようにギルベルトを可愛がっている。今の政府のやり方に反目し、秘密裏に政府を転覆させるべくクーデターを起こす時期を見計らっている。
 
ルートヴィッヒ(ドイツ)
政府側の要人。反政府側の組織の実態を探るべく、経歴を隠し軍部へ。…いなくなった実の兄に抱く欲望に気付き、募らせてゆく。その欲望を押し隠し、やり場のない欲情を発散させるべくスレイヴへと足繁く通う。そこで、兄プロイセンに良く似たギルベルトと出会い、運命を狂わせていく。
 
プロイセン
ドイツの兄。先の大戦で姿を消し、消息不明となる。
 
クローネ
クラブスレイヴのオーナーで支配人。フリードリヒの知人。異常性愛者を隔離矯正する方針に背き、政府の弾圧から地下に逃れ、身を潜める。行き場を無くし苦悩す者へ昏い快楽を提供する。
 
ヤン
スレイヴの男娼。ルーマニアの移民で政府の劣勢人種隔離政策から逃れ、地下に潜む。ギルベルトの協力者。
 





拍手[9回]



 
 
 暗い階段を下りれば、そこには重厚なドアがある。そのドアの向こうに広がるのは退廃的で虚偽に塗れた虚構の世界。そこに足を踏み込めば、溺れ、足掻こうにも逃げ出すことは出来ない快楽の海が広がっている。薄暗い室内は小波のようなざわめきが広がり、仮面で顔を隠した紳士淑女が集い、グラスを片手に舞台で繰り広げられる一夜の夢に酔う。露出の高い革のボンテージに身を包み、逞しい瑞々しいまでに若さに満ちた体を晒した青年がポールにその肢体を絡ませ、音楽に合わせて踊る。客の間をウエイター行きかい飲み物を配り歩くのを階下から見下ろし、ルートヴィッヒは息を詰めた。
 その部屋だけ金で縁取りされたVIPルーム、「№6」。常連の中でも特にオーナーに気に入られた客にしか提供されない特別な観覧席。その席からは踊るストリッパーの姿が良く見えた。そこから、今か今かと階下の客と同じようにルートヴィッヒは息を詰める。ステージ下に配置された楽団の奏でる本日のラストナンバーと共に、ひとりの青年が舞台にいた青年と入れ替えに上がってくる。それに「ほうっ」と溜息にも似た声が漏れる。
 
 露出しているのは、口元のみ。黒い軍服を模した服に身を包み、華奢な指先さえ黒革の手袋に覆われている。顔半分は黒いマスクに隠され、解るのはその口元と隠れた表情よりも雄弁に語る世にも稀な赤紫色の瞳。ライトの反射で赤く濡れる瞳が客席を見渡し、挑発するように薄い唇が弧を描く。
 
 このクラブのナンバーワンストッパー、「ギルベルト」。
 
その手には黒い乗馬鞭が握られ、それがひゅんと空気を裂く。肌を露出することなく、踊るストッパー。ポールに絡んだ長い長靴に包まれた脚が空を舞う。ひらりと落ちた軍帽に隠されていた銀の髪が揺れ、黒革に包まれた指先が悩ましげに自分の腰を撫で、ポールに絡みつく。上下に落ち揺れる腰は騎乗そのもの。胸を撫で、落ちる指先を客の視線はただ追う。大きく足を開き、腰を落としてポールを背に長い脚が翻る。きゅっと小さく締まった尻がポールに沿って上下する。そこに下手から、男がひとり上がってくる。その男を見つめ、ギルベルトは笑うと上がってきた男を手招く。長身の男はギルベルトと同じ軍服を身に着けているが、上着はない。床に落ちた軍帽を拾い上げ、それを目深に被り、起立する。ポールを離れ、乗馬鞭の先が男の頬に触れ、ギルベルトの口端が上がる。男の唇に黒革の指先が触れる。男は薄く唇を開き、その指先を噛む、すっと引き抜かれる指。白磁を思わせる指先が鞭を掴み、指揮棒のように動く。鞭が男の趾先に触れ、股間を撫でる様に上へと上がっていき、ネクタイの結び目に掛かる。ぐっとネクタイを引かれ、男が前かがみになるのを笑い、触れるか触れないかの際どいラインを辿って、鞭が辿った線を突き出した舌が撫でる。白い指先が男の逞しい脚の先から、腿、股間を撫で、上へと上がってゆく。しだれ掛かるように回された腕。男はそれを無表情に見つめる。それに満足そうにギルベルトは笑い、男の髪を撫で、耳朶に唇を寄せた。
 
「…ヤベー、ノってきた」
「…程々しろよ。仕事だろう?」
「…チェッ、つれねぇーの」
 
小声で囁くように交わされた会話は客には届かない。男の首を白い指先が這い、回された鞭の背が男の顎を引いた。男の膝が崩れる。背から回り込むようにギルベルトはその膝に腰を落とした。そして、脚を高く上げる。その脚を男は掴み、頬をすり寄せる。それを振り払い、ギルベルトは男を鞭打ち、男の脚へと股間を擦り付けるように腰をくねらせた。
 
「…あー、視線が痛ぇなぁ」
「…それがいいんだろ。№6もお前に釘付けだ。俺を殺しそうな目で見てる」
「マジかよ?…あー、早く、堕ちて来ねぇかなぁ…」
 
細められた赤が宙を仰ぐ。そして、手にしていた鞭を男が奪う。それを焦るでもなくギルベルトは見つめる。腕を掴まれ、引き寄せられるがまま背を撓らせる。引き抜かれたネクタイでその手首を縛られ、緩んだ首筋を主導権を握った男の指先が釦を外していく。露わになっていく白い肌。その肌を戒めるように這う黒革のベルト。晒された清らかなる美しいその肌に不似合いに食い込む黒い革のベルトのアンバランスさに観客の視線は釘付けになる。誰かの喉がごくりと上下するのをギルベルトは眼に捉え、ぐっと背を撓らせ男に凭れると脚を絡ませた。男の手のひらがシャツに滑り込む。着崩され肩を滑るシャツ。引き抜かれるベルト。ずるりと腰を滑るズボン。クライマックスを迎える楽曲。脚を掴まれ、恥部を晒す。恥部を覆う黒いレースのその奥を客は知ることが出来ないままに、曲は終わり、今夜のラストショーのライトは落ちた。
 
 
 
 
 
 
 





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