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「Axis Powers ヘタリア」の二次創作を扱う非公式ファンサイト。
04 . April
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13 . July


親分、おめっと!!ドイツ、三位おめ!!

…って、ことで続かないつもりだった小話の続き。
公約の実現は前向きに対処したい…。









「兄さん!」
「プーちゃん!」

…絶体絶命の大ピンチだぜ。本田(うp主代理)の野郎、どうしてくれんだァ、ゴラアアアァッ!!

プロイセンはじとりと背中に冷たい汗が伝うのを感じ、どうしたもんかと思案する。

「お前ら、良く頑張ったな!」

ドイツが三位決定戦で勝ったのは、正直、嬉しい。…だって、弟だぜ。嬉しくないわけがねぇだろうが。

「ドイツ、よく、頑張ったな。流石は俺の弟だ。お兄様は信じてたぜ!」

ヴェストにハグして、頬にキスをしてやる。三日ぶりの抱擁に漸くヴェストの緊張した顔が緩む。可愛いなぁ、俺の弟は。…これで、どSじゃなかったら、お兄様は言うこと無かったんだがな…うん。…ってか、本田に電話してるときに「秘蔵DVD」がどーのこうの言ってたが、後で追求しとかないとな。…お兄様が失神しかねないくらいにえげつないものに違いねぇ。…ってか、まだ捨てて無かったのかよ。
「兄さん、次こそは頂点に立つ。そのときは、あなたの頂きに月桂冠を飾らせてくれ」
「期待、してるぜ!」
ああ、俺の弟、マジ可愛い。…どSじゃなかったら…。…でもまあ、妙な約束はドイツが準決勝で負けた為、ご破算になったのだけは俺の貞操の為には有難かったが、四年後、何を言いだすか解らないから怖いものがあるな…。さて、問題は、

「…ルッツ、俺はスペインと話があるから先に戻ってろ」
「……解った」

ヴェストは何か言いたげだったが、スペインをじとりと睨み、無言で威圧するが、スペインはどこ吹く風。ヴェストは小さな溜息を吐き、部屋を出て行く。プロイセンはそれを見送り、ふうと息を吐いた。問題は、

「プーちゃん、俺、勝ったで!!約束、覚えとるよな?」

ニコニコ上機嫌に迫ってくるスペインだ。…まあ、勝つだろう…と思ってたさ、パウル君の予言もあったことだし。俺も応援してた。だって、俺たちに勝っといて、負けるとか有り得ねぇだろ?…でも、いざ、そうなると…、まだ、覚悟が出来てねぇ。

「…ああ」

この前みたいには誤魔化せねぇだろう。腹を括るしかあるまい。キスして、…ちょっと、身体触られるのを我慢するだけだ。スペインはフランスみたいなセクハラ紛いな触り方はしてこねぇだろ……多分。

「よしゃあ。じゃあ、プーちゃん、俺にキスしたって!」

腕を広げたスペインに「ままよ!」と思い切って、腕の中に入る。入った瞬間、ぎゅうっと閉じ込められて、息が詰まる。…は、早まったか、俺?

「…目、閉じろよ」
「えー、閉じなあかん?」
「当たり前だろ。さっさと、目、瞑れ!!」
「はいはい。しゃあないなぁ」

目を閉じたスペインの頬に触れる。…頬のキスじゃ、怒る…か?…やっぱ、口にしねぇといけないのか?……あー、猛烈に恥ずかしい。今すぐ、逃げたいぜー。

「プーちゃん、まだ?」
「今、する!」

俺も男だ、覚悟を決めろ!キスぐらい、減るもんじゃねぇ…だろ…多分。…息を吸って、ちょっとだけ突き出されたスペインの唇に照準を合わせ、顔を近づける。ちょんと柔らかい部分に唇が触れる。触れたと思ったら、ガッと後頭部を掴まれ、深く唇が合わさった。

「ん!?」

一瞬、何が起こったのか解らずに身体が逃げるが、スペインの腕に拘束されて、身動きも取れない。焦るうちに閉じていた唇を割られ、ぬるりとしたものが口の中に入ってくる。それがスペインの舌だと理解するのに数秒。その間に良いように口腔を弄られ、逃げる舌を吸われ、頭が酸欠でぼうっとしてくる。
(…キスがうまい国、4位だったけ…スペインって…)
と、アホなこと思い出してる場合か!!…ってか、ギブギブ!!離せぇえええええ!!…背中のシャツを掴み引っ張るが止める気配はない。それどころか、身体がだんだん斜めになって来てるんだが、これは一体…?

 ドサッ!

背中にクッションの柔らかい感触。………これって、ヤバくね?

「…っは、」

やっと唇が離れていって、ほっとする。酸欠気味の脳に酸素を送るべく喘げば、すっかり目の色が変わったスペインと目が合った。

「…………っあ?」
「俺、興奮してもうたわ。プーちゃん、エロいやもん」

俺のどこにエロい要素があるのか、簡潔に100字以内で説明しやがれ!…口を開く間もなく、着ていたドイツ代表チームのホームのユニフォームを徐に捲られた。

「ちょっ、」

慌てて、裾を掴んで下げる。それにスペインは首を傾けた。

「最後までやらしてくれるんやろ?」
「だ、誰が、そんな約束した!!」
「えー、ちゃうの?プーちゃん嫌がってへんし、ええんやろ?」

「いいわけあるかー!!」

叫んだ瞬間、ダンッとドアが開いた。

「兄さん!」

がっとスペインの下から、俺は救出され背後に匿われた。それにほっとするも、何だかえらい情けない。

「…なんや、邪魔が入ってもうたなぁ」

スペインが低い声でそう言う。…無敵艦隊…こえぇよ!

「無理強いは止めてもらおうか?」

更に声の低いヴェストがスペインを威嚇する。…俺は日本の諺を思い出した。


 後門の虎、前門の狼…。


…って、俺は食われる側かよ?

「…ま、ええわ。じっくりいこか。俺、気ぃ長いほうやし」

スペインはいつもの顔でにっかりと笑った。

「取り合えず、今日はこのぐらいにしといたるわ。シリーズの方では進展しよな?」
「…か、考えとく」

俺様はそう返事をするのが精一杯。

「兄さん、早く帰って来ると言う約束を忘れないでくれ」

ヴェストに肩を掴まれ、念を押される。

「…ぜ、善処します」



…ああ、俺様は今後、どうなるんだ?



問えども、誰も返事を返してくれる者はなかった。

 

 


完!









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