ドイツ宅、ワールドカップ準々決勝「アルゼンチン-ドイツ」観戦後のドイツとプロイセンは大型テレビの前、ジョッキで「乾杯」を叫び祝杯を上げた。
「順調に行けば、次はパラグアイかスペインだな」
ビールを煽ったドイツはふうっと息を吐いた。
「スペインが来るんじゃねぇ?やっと、アイツ、波に乗って来たみたいだし、欧州選手権ではお前、負けただろ?」
「スペインが来ればいい。あのときの雪辱を返す」
「だな!やっぱ、そうじゃねぇと面白くねぇよな!」
と、まあ、言いつつ、ドイツとプロイセンはパラグアイ-スペインを観戦。
「…スペインか」
「面白くなってきたな。アイツ、結構、強かだし強いぜ?」
「何を言う。今、俺は調子に乗っている。スペインに負けるとでも?」
「だよな。試合の様子見ててもまだまだって感じ出しな」
「言ってくれるやん。ぷーちゃん」
「ぎゃあ!!」
「スペイン!」
ぎゅうっと首に首に巻きついてきた腕に悲鳴を上げ、背後を振り返ればそこにはスペイン。プロイセンはスペインを睨んだ。
「脅かすなよ!ってか、どこから沸いて出た!」
「沸いてなんかおらんわ。宣戦布告に来たんや」
「宣戦布告?」
「せや」
スペインはドイツに向き直った。
「俺は今度の試合、絶対、勝つで!勝ったら、俺とプロイセンとの仲、進展させたるって、本田(うp主代理)に約束させてきたとこや!!」
「な!俺を差し置いて、兄さんとスペインを進展させるだと?不戯けたことを言うのはやめてもらいたいな」
「ふざけてなんかおらんもん。どSの弟より、プロイセンもやさしい俺のほうがええやろ?」
「え?」
「黙れ、ペド!お前にはイタリアの兄がいるだろうが!!」
「ロマーノはロマーノ、プロイセンはプロイセンや。俺、別にペドちゃうもん。かわいいものは可愛い言っとるだけや。獣●好きなお前にそないなコト言われたくわ!」
「なっ!!スパンキング好きに俺だって言われたくないな!」
「うっさいわ!」
言い争いを頭の上で始めた二人に、プロイセンはげっそりした顔で溜息を吐く。
(人の頭上で十八禁用語満載、猥褻な罵り合いをするな。俺の尻はヴェストのもんでも、スペインのものでもねぇ!俺のもんだ!ってか、何で、俺が下前提なんだよ!)
「……なら、俺も本田に掛け合って、俺が勝ったら兄さんを俺の好きにさせてもらうように話をつけようじゃないか」
ドイツの物騒な言葉にプロイセンは顔を上げる。携帯電話をドイツは取り出すと、短縮を押した。
「もしもし、俺だが、スペインに聞いたがスペインが勝ったら、兄さんとスペインの仲を進展させると約束したらしいな?」
(…しましたが、何か問題でも?)
「大有りだ!俺も、要求する。俺が勝ったら兄さんを俺の好きにさせてくれ!逃げられたまんまなんだぞ?いつになったら、帰って来るんだ?あの話の続きの兄さんは」
(…それは、鋭意製作中です。それと、ドイツさんが勝ったら師匠を好きにしていいって約束は出来かねます)
「何故だ?理由を聞こう」
(それはですね、私がSMプレイを書けないからです。)
「俺の秘蔵DVDを貸してやる。勉強しろ」
(爺の心臓、止める気ですか。遠慮させて頂きます。。兎に角、無理ですからね。爺に無体働かないで下さい)
「むう」
(スペインさんなんかまだ可愛いものですよ。プロイセンさんからキスして欲しいっていうお願いですからねぇ。それなら、私も書きやすいですし、スペインさん、意外に書きやすいんですよねぇ)
「最近、兄さんとスペインの話が増えてきたのはその所為か」
(そうです。某動画で某歌ってみたの親分動画ばかり視聴してたら、洗脳されてしまいまして…)
「見るな、聞くな!」
(ドイツさんの動画も勿論、視聴してますよ。MMDのドイツさんは受にしか見えなくって、困ってるんです。私、普独もイケるクチなんですけど、師匠攻めの方がかなり積極的だし、ドイツさんの望んでいるようにいちゃこら出来るのではないと思うのでうが、どうですか?)
「困るな!それと、その案は却下だ!!」
(おや、残念)
通話口の向こうで笑う声にドイツは眉間に皺を寄せた。
(スペインさんと同じお願いにしましょうか。オプションでお触りOKっと言うことで手を打ちませんか?)
「どこまで触っていいんだ?」
(それは、師匠次第ですかねぇ)
「…すぐに逃げられそうな気がするんだが?」
(ドイツさんが道具を持ち出したり、拘束しようとしなければ大丈夫でしょう。師匠、甘えられると弱いですからね。そのへんところを攻めればいいとこまで行くんじゃないですか?S気を出したら試合終了になりそうですけど)
「…善処しよう」
(そうですか。では、そう言うことで。お二人のご健闘をお祈りしております。)
「…本田、何だって?」
「スペインと同じで勝ったら、兄さんからキス。お触りOKの返事をもらった」
「俺からキスとか、お触りOKって、俺を無視して勝手に話、決めんなよ!!」
「へー、面白いことになったやん。お触りOKちゅうことは、プーちゃんが嫌がらんかったら、最後までヤたってええってことやろ?」
「ああ。そうなるな」
「俺、絶対、勝つわ」
「俺は負けない」
睨みあうスペインとドイツに、プロイセンは己の貞操の危機をどうやって乗り切ろうかと、頭を悩ますことになるのだった。
そして、運命の結果は7月7日、27時30分 ドイツVSスペイン 試合開始を待つこととなる。
しかし、アンケ次第では何かあるかもと予告。