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「Axis Powers ヘタリア」の二次創作を扱う非公式ファンサイト。
20 . May
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06 . August
…気がつけば、二年も経っていた…。
長らく、続きをお待ちの方は申し訳ない。次の話ぐらいで完結…予定、です。







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 あの決別の日から、東西の壁が築かれ、その壁が壊れ、統一までの半世紀近く、ドイツとプロイセンが顔を合わせたのはたったの二回だけだった。
 
 一度目は、連合国の居合わせた戦争責任を裁く法廷。
 二度目は、東西ドイツが誕生し、分裂した国となった上司達の会談の場。
 
 敗戦と言う形で戦争が終結し、残っていたものは荒廃した焦土と疲弊した民。そして、すべてが終わったのだと、もう気を張らなくて良いのだと言う安堵だった。自分の中はもうすでに空っぽで、この戦争の責任は自らの「死」を持って、すべてが終わる。それだけがドイツにとって最後に自分が出来ることだった。
 
 ドイツには兄さんがいる。兄さんなら、俺なんかよりずっと上手くこの国を導いていける。
 
そう思うだけで、ドイツは気持ちは楽になったし、死ぬことも怖くはなかった。でもあの日、プロイセンがドイツ告げた言葉がぐるぐると自分の中を回り続ける。
 
『…ハッ、…最悪だ。俺が国であったら、こんな馬鹿なことは罷り通らなかっただろう。俺はお前を国にすべきではなかった』
 
確かにそうだろう。プロイセンならもっと上手く立ち回ったはずだ。俺は「ドイツ」になるべきではなかった。一度目の敗戦から何も学べず、挙句の果てに国民の大半を殺し、領土を荒廃させた。この国を覆うのは悲しみと憎しみだけだ。
 
 どうして、こうなってしまったのだろう?
 最初は上手く行っていた。兄さんも喜んでくれた。
 
 どうして、あなたは俺を置いて去ってしまったのだろう?
 俺は、あなたと一緒に居たかった。ただ、それだけだったはずなのに。
 
「この戦争は負ける。そのとき、お前は自分の犯した罪の重さを知ることになるだろう。その罪の代償にお前は大事な大切なものを失うことになる。泣いても叫んでもそれは決して戻ってはこない。…盲信を信じる愚か者に神は決して祝福を与えはしない。お前は嘆きの淵に立ち続け、贖えない罪を悔い、悲しみ続けることになるだろう」
 
プロイセンが悲しい微笑を浮かべ、告げた言葉はいずれこうなることを予知していたのだろう。その言葉の通りになった。でも、罪の重さなどドイツには解らない。その代償は自分の命で支払えば終わる。プロイセンはドイツを見限った。プロイセンに見限られたドイツが永らえる価値などあろうか。
 思い出すのはまだ、プロイセンの庇護下にあった頃の幸福な記憶と、壇上の自分を眩しそうに見上げ、微笑する赤だけ。それだけを抱いて、この世界から消える。消えることが怖いとは思わない。ただ、ドイツはプロイセンの望むものになれなかった。その事実だけが身を苛む。
 
 
 
 それも今日で終わる。
 
 
 
 法廷には既に連合四カ国とイタリア、枢軸側のオーストリア、ハンガリーが入廷し、その場にはピンと背筋を伸ばし、前を向いて立つプロイセンの姿があった。
(…無事、だったのか…)
終戦直前の四月半ばにケーニヒスベルクが陥落したとの連絡を受けて以降、プロイセンの消息は絶たれた。戦中、ソ連兵に狙撃され、ドイツは重症を負い収容された病院で見舞いに訪れたオーストリアから、「生きている」とは聞かされていたが、姿をこの目にするまでは安心できなかった。
(…良かった)
プロイセンの顔色は少し悪そうに見えたが、目立った外傷はない。それにほっとする。…兄さんが生きている。無事を確認した。もう、自分がこの世界に留まり続ける意味もない。ドイツは微笑を浮かべた。
 
 アメリカによる起訴文の読み上げが始まる。ドイツの耳には何も入ってこない。罪科を連ねる言葉など、今更、何の意味があるだろう。下される罰など当にわかっていると言うのに。
 せめて、最期だから、この目に今も愛してやまない兄の姿を焼き付けておこうと、ドイツはプロイセンの背中をただ見つめた。
 
 
 
 
 
「1947年2月25日、本日、連合国管理理事会法令47号により、プロイセン州の解体を宣言する!」
 
 
 
 
 
その言葉が一瞬、ドイツには何を意味するのか解らなかった。言葉を咀嚼し、我に返り、瞬けば、微動だにせず前を見つめるプロイセンが居て、周囲を見回せば、口元を押さえたハンガリーと、言葉を飲んだオーストリアとイタリア、無表情にプロイセンを見つめるイギリスと悲しげに顔を歪めたフランスが居て…、曖昧な微笑を湛えるロシアが居た。宣言を終えたアメリカがプロイセンを見やった。
「…これで、君は「国家」でも、この世界に存在する何者でもなくなり、その名を失った」
「既に形骸化していたものに未練なんかねぇよ。清々したぜ。俺は人が生み出した人造国家だ。名は無くなろうとも、この世界で俺が演じる役割があるならば、その役割をこなすだけだ」
「…君は潔いね」
「潔くはねぇだろ。まだ、無様にこの世界に留まり、生き恥を晒してるんだからな」
プロイセンのその言葉にアメリカは肩を竦めた。
 
「これで、パフォーマンスは終わりかな?アメリカ君」
 
それを見やり、のんびりとした口調でロシアが割って入る。
「終わりなんだぞ。…連合三カ国、俺とイギリス、フランスでドイツの身は預かる。異論もこれ以上の譲歩認めないぞ!」
「構わないし、異論もないよ。僕が欲しかったのは彼じゃないし。…じゃ、話も済んだし、行こうか、プロイセン君」
 
「な? 待ってくれ!どう言う事だ?兄さんをどこに連れて行くんだ!!」
 
意味が解らなかった。断罪されてしかるべきは自分であり、その覚悟を決めてこの場に臨んだ。それがどうして、プロイセンが断罪されるのか。そして、何故、プロイセンの身がロシアに引き渡されようとしているのか。それにプロイセンが異を唱えることはなく、相変わらず無表情に前を向いていた。
「まだ、話してなかったの?」
「話す暇がなかったんだよ。…ドイツ、」
ロシアの困ったような口ぶりにイギリスが溜息を吐き、口を開いた。
 
「ドイツの東側、デューリンゲン、ザクセン、ザクセン・アンハルト、メクレンブルク・フォアボンメルン、ブランデンブルク、ケーニヒスベルクはロシアに分割、西側、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン、ニーダーザクセン、ノルトライン=ヴェストファーレン、ヘッセン、ラインラント=プファルツ、バイエルン、バーデン=ヴュルテンベルクは俺、アメリカ、フランスの三カ国、そして、首都のベルリンは東側をロシア、西側を俺たち三カ国が分割統治する。これは決定だ。そして、プロイセンの身柄はロシアが預かる」
「嫌だ!何で、兄さんがロシアの元へ行く必要があるだ!領土ならさっさと持っていけば行けばいいじゃないか!」
思わず叫ぶ。それにロシアがおっとりと微笑い、冷たい視線をドイツへと向けた。
「君はさ、プロイセン君を殺したいの?」
「な?そんな訳ないだろう!!何を言ってるんだ!」
「…君はさ何を聞いてたの?プロイセン州は解体されたんだよ?彼の存在する意味はなくなった。その意味が解らないのかな?」
「兄さんはここにいるじゃないか!」
「いるね。でも、彼はもう君の兄さんなんかじゃないんだよ。プロイセンはなくなった。彼は僕らに分割され、僕の委託を受けて、東ドイツを統治する者になったんだから」
「意味が解らない。ドイツは俺だろう!」
「確かに君は、ドイツだけれど、君はいらないよ。僕に必要なのは、従順なる僕の下僕となる東ドイツの彼だから。…話は済んだし、行こうか。プロイセン君」
「…ああ」
踵を返すロシアの後にプロイセンが続く。それを引きとめようとドイツは腕を伸ばし、叫ぶ。それをアメリカとイギリスに遮られ、ドイツは有らん限りの声を張り上げ、プロイセンの向けられた背中へ縋った。
 
「嫌だ!行かないでくれ!行かないで、兄さん、兄さん!!嫌だ!!嫌だ!!兄さん、兄さん、兄さん、ウワアアアアアアアッ!!!」
 
切り離されてゆく。プロイセンが一歩、足を踏み出し、自分から離れてゆく度に、この身から失われてゆく。身を二つに切り裂かれるほどの痛みを持って。
 
 これがあなたの言っていた罪の代償か。
 
 俺はこのとき、大事な、大切にしてきたものを、それをこの身に繋ぎとめておく為に犯した過ちによって失ったのだ。
 
 
 
 
 
 そして、二度目の再会のときには、完全に自分が知っていた兄「プロイセン」は失われ、目の前に立つ青年が「プロイセン」であったのか、ドイツには解らなくなっていた。
 
 目の前に居たのは「ドイツ民主共和国」。
 自分と相容れることなど出来ない、反する者だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 目を開ければ、そこには昔と何一つ変わらないあどけない寝顔をしたドイツが居た。その顔をぼんやりとプロイセンは見つめ、寝返りを打つと額から温くなったタオルが落ちる。プロイセンの目覚めに気付いた黒猫がそのタオルを咥え、サイドテーブルに移動させるのを目で追う。その目の前に白猫の赤が現われ、熱を測るようにこつんと額を当てて、グルグルと喉を鳴らした。
「…おはよ」
二匹の猫を撫でてやり、身体を起こせば、うんっと身じろぎしたドイツの青が緩く瞬く。それをプロイセンは見つめた。
(…何時ぶりだろうな。…お前が俺のそばで転寝してて、その寝顔を、その青が瞬くのを目にするのは…)
瞬いた青は現状を把握しようと瞬きを何度か繰り返し、がばりと身を起こした。それに驚いた白猫が毛を逆立てる。
「おはよ」
「…ああ。…おはよう。…すまない。寝てしまったようだ」
乱れた髪を撫で付け、居住まいを正したドイツにプロイセンは笑んで、毛を逆立てドイツを睨む白猫の背を宥めるように撫でる。それをドイツは見やった。
「…その猫たちは、」
「ああ。壁が壊れた夜にこの白いのが死に掛けてたのを、そっちの黒いのが助けてくれって泣いてるのを見かねて連れて帰って、面倒見てたら懐かれてな。白いのはヴァイス、黒いのはシュヴァルツって、名前を付けた」
「…随分と、俺はヴァイスには警戒されてるようだな」
フッーと自分を睨む白猫の態度にドイツは苦笑する。
「ヴァイスは人間嫌いだからな。まあ、餌くれてた姉ちゃんと大家には懐いてるみてぇだけど」
「…そうか」
ドイツは頷いて、プロイセンを見やる。プロイセンの指先は相変わらず、白い猫の背を宥めるように撫で続けている。その手がひどく懐かしかった。
「…気分はどうだ?」
「昨日よりはマシだな」
「以前から、こんなことがあったりしたのか?」
「お前が心配するから言わなかったが、クーデター後から常に眩暈と吐き気にゃ悩まされてきたしな。もう大分、慣れたぜ」
プロイセンは撫でる手を止めることなく、呟くようにそう言ってカーテンの閉められた窓を見た。
「…俺の所為か」
中央政府にとって、プロイセン議会は目障りなもの、でしかなかった。ドイツにとって障害とも言えた。それを排除することが次なる躍進に続くのだとドイツは信じて疑わなかった。…そのときは。
 議会は抵抗もなく解散され、プロイセンの矜恃は死んだのだ。それと同時にプロイセンの中でも、何かが死んだ。いつも自信に溢れていたあの赤が澱んだ色になったのはクーデター後だった。
「お前の所為じゃねぇよ。古いものが淘汰されるのは時代の流れだ」
邂逅でも非難でもない。プロイセンは淡々としている。その横顔をドイツは見つめた。
「…あなたは俺が憎くはないのか?」
ずっと怖くて聞けなかった。ドイツがプロイセンを否定し、クーデターにより存在の意味を失わせても、プロイセンは何も言わなかった。プロイセンがドイツを批判したのは、ドイツが国民を守ることをしなかったからだ。それに憤っても、結局、プロイセンはドイツを存続させるために存在していく為の名前すら簡単に捨ててしまった。何も言わないだけで、この四十年間、プロイセンは本当は自分を憎み続けて来たのではないか。…償おうにも償えない過ちを自分は犯し、その過ちの罪科をプロイセンに背負わせ、今も苦しめている。
「…お前を憎めりゃ、俺も楽だったんだろうな」
白猫の喉を擽る指を止め、プロイセンは息を吐いた。
「…ってか、俺の全てを否定するなら、俺の息の根を止めて欲しかった」
その言葉にドイツはひゅっと喉を鳴らした。それを見やり、プロイセンは苦く笑うと息を吐いた。
「…ロシアに昔、「ドイツ君は国として、君の存在を消したかったんだろうね。でも、家族としての君は失いたくないなんて、矛盾してるよね」…って、言われたことがあってよ」
自分の中に抱えていた矛盾を指摘され、ドイツは息を詰め、プロイセンを見つめる。本当にその通りだ。自分の中から「プロイセン」の存在を消したかった。消したくて仕方がなかった。
 
 理想としてきた、憧れだった。身一つで、大国へと成り上がった兄を尊敬し、崇拝してきた裏で、激しく嫉妬し、憎んできた。
 それを、認めたくはなかった。
 
 憎めば憎むほど、兄が欲しいと、
 愛すれば愛するほど、兄が消えて失くなってしまえばいいと、
 
 矛盾を抱え、苦しくて、それなら、いっそと、何度、眠る兄の首に指を絡ませてきただろう。
 
 でも、出来なかった。
 出来るはずがなかった。
 
「ロシアにそう言われた時によ、俺はやりかたを間違ったことに気がついたんだよ」
息を詰めたドイツから目を逸らし、プロイセンは身を寄せてきた黒猫の頭をそっと撫でた。
「…間違った?」
完全無欠、この兄が何を間違ったと言うのか。
「お前を愛しちゃいけなかった。殺したいと思うほどに、本当は憎まれなければならなかった」
「…何を、」
「俺はな、親父を失ってから、ずっと空っぽだった。後にも先にも、俺を憎み、すべてを俺に捧げ、尽くし愛してくれた人間は親父しかいなかったよ。親父がこの世界からいなくなったとき、俺も出来ることなら後を追って、一緒に逝きたかった」
初めて聞く、告白。ドイツはプロイセンの白く痩せ細った指先を見つめた。
「でも、俺は国だ。どんなに望んだって、自分で死ぬことさえ出来ない、この世界に囚われた身だ。…で、思ったんだよ。どうやったら、死ねるかを」
その言葉の続きを聞きたくないと思う。でも、己の耳を塞ぐことも、プロイセンの言葉を遮ることもドイツには出来ない。
「親父が作り上げてきた「俺」を「俺」が壊すのは本意じゃない。それは、親父の意に反する。他国に壊されるのも駄目だ。穏便に俺が消えるためにはどうすればいいか…?そんなことを飽きもせずに、ずっと考えていた時だった。ナポレオン戦争でフランスに追い詰められ、ベルリンで死にかけていた時だったな、お前に会ったのは…」
雨が降っていた。泥水を赤く濁らせ、今にも死にそうな青年がいた。その青年を目にした時、ドイツは運命を感じた。この青年が自分の運命を共する相手なのだと、半身なのだと強い繋がりがあることを直感したのだ。
「ひとでも国でもなかった俺が「国」になれた理由をお前を見た時に、俺は理解したよ。俺が「国」として存在し生きながらえる理由はお前だったんだ。俺のすべてをお前に譲り渡すこと、それが俺に課せられた「国」になった理由だったんだ」
どうして、自分でなければならなかったのか?…何もないからだ。そして、この世界から消えてなくなりたいと思っている自分にとって、突然、現れた「国」の子どもの存在は渡りに船だった。
「お前に俺の全部を明け渡せば、俺はこの世界から解き放たれ、自由になれる。親父のところに逝ける。…お前は俺に取っては、間違いなく天使だったよ。だから、可愛かったし、愛しかった。俺のすべてを、俺がお前に差し出すことの出来るすべてをお前に差し出したかったし、してやりたかった」
 
 国土も、国民も、自分の持っているもの、すべてを…。
 
 でも、それでは駄目だったのだ。
 家族のように思ってはいけなかった。
 弟だと、思ってはいけなかった。
 憎んで、憎まれて、奪いつくされ、最期にはその手に掛かり、殺される程に憎まれなければならなかったのだ。

「俺はずっとひとりだったから、お前が目に入れても痛くないくらい可愛かったし、愛しかった。お前に「兄さん」って呼ばれるのが、心地良すぎて、お前に憎まれるのが怖くなった。どうせなら、お前に愛されたまま、この世界を去りたいって思った。それが、間違いだったんだよ。…だから、お前は不完全なままだ」
「そんなことはない」
ドイツはプロイセンの言葉を否定する。それを認めてしまうわけにはいかなかった。
「ない?…、そう、言い切れるか?お前が俺を取り込んでいれば、ドイツが東西に分かたれることもなく、こんな状況にならなかったはずだ。俺がいない、消えるはずだったこの世界に存在するからこそ、東西分断と言う悲劇が生まれたとは思わないのか?」
「思わない。なるべくしてなったったんだ。俺が愚かだったことが招いた結果だ」
本当は知っていたのだ。兄が自分を愛する訳を。それから、目を背け続け、結局は否定し、逃げた結果がこうなっただけだ。認めてしまったら、この兄は自分の元を去ってしまう。それだけはどうしても嫌だった。
 
「…俺は確かに兄さんの言うとおり、不完全だ。不完全だからこそ、あなたが俺には必要だ。必要だから、あなたがここにいるのだと思う。…お願いだ。俺の元へ帰って来て欲しい」
 
不完全だからこそ、半身がいるのだ。ドイツはプロイセンを見つめる。…もう、迷うことはない。
 
 許されなくても、いい。
 ただ、ドイツには、プロイセンが必要だ。
 
 ただ、それだけだった。
 
 
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